こんにちは
やぎっちです。
この記事をご覧になられているという事は「Re:ゼロから始める異世界生活(以下:リゼロ)」について興味を持たれているのだと思います。最初に言わせてください。リゼロは自分が今まで観てきたアニメの中で最も人におススメしたい最高傑作のアニメです。
今回はアニメ「リゼロ」についてトコトンご紹介させて頂ければと思いますので、最後までお付き合いください!
Contents
リゼロとは?

小説投稿サイト『小説家になろう』にて2012年4月より連載が始まり、MF文庫J(KADOKAWA)より2014年1月から刊行されている。また、『月刊コミックアライブ』において2014年6月号より書き下ろし短編小説『Re:ゼロから始める異世界生活 外伝』が掲載されている。
2018年3月現在、今までに公開された作品はすべて閲覧が可能で、作者により削除の予定はないとされている。
2016年4月から9月までTVアニメが放送された。
突然異世界へ召喚され、自分の死亡と共に時間を巻き戻す能力を得た少年の、運命に抗う奮闘を描くストーリー。
2017年12月現在、シリーズ累計部数は430万部。17巻の帯でシリーズ累計500万部突破の告知をしている。
『このライトノベルがすごい!』2017年版では文庫部門第2位。『SUGOI JAPAN Award 2017』ではアニメ部門・ラノベ部門の2部門で1位を獲得した(同賞で複数部門を同時に制した作品は史上初)。(引用:Wiki)
以前、当ブログでも紹介させて頂いた、ダンまち同様こちらもweb小説およびライトノベルが原作のアニメとなっています。
コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された引きこもり高校生の少年スバルは、早々と命の危機に見舞われる。その窮地(きゅうち)を救ってくれた、ネコ型精霊パックをお供につれたハーフエルフの銀髪美少女エミリアに恩返しをするため、スバルは彼女の物探しに協力する。フェルトという名の少女に奪われたという徽章の手がかりが掴めたと思った途端、2人は何者かに襲撃されて死亡してしまう。しかし気がつくと、なぜかスバルは召喚された時点に戻っていた。それから何度かの死により、スバルは自分がこの世界で得た能力を知る。その能力は、自身の死により時間を巻き戻して記憶を引き継げる、タイムリープ能力「死に戻り」だった。その後、貧民街の巨人族ロム爺の盗品商で徽章を奪ったフェルトを追いつめたものの、彼女の依頼主の『腸狩り』 (はらわたがり)エルザ・グランヒルテに惨殺(ざんさつ)されてしまったスバルは、さらなる「死に戻り」を経た後、『剣聖』 ラインハルトの加勢もあってエルザを退け、最初の死のループから逃れることに成功する。
死に戻りという能力

リゼロというアニメをもっとも象徴する能力が「死に戻り」です。主人公のナツキスバルが異世界行った際に発現した特殊能力で、死んでしまうと以前のセーブポイント(任意に選ぶことは出来ない)に戻ってしまうというもの。もちろんそれまで積み上げてきたものは全て元通りになってしまう。
セーブポイントはストーリーが一区切りついたタイミングで更新される事が多く、その一区切りの中で何かを成し遂げない事には、次のステップに進む事が出来ないようになっています。
また、この「死に戻り」は他に人に言う事が出来ず、誰かに言おうとした瞬間嫉妬の魔女によって心臓を握りつぶされるような激痛に襲われてしまうのです。時には、周りにいる人間の心臓を潰し、死に追いやる事さえしてしまうので、スバルも誰にも打ち明けられず後述する堕ちる原因となるのです。
この「死に戻り」という特殊能力こそ、リゼロというアニメを最大限に面白くしている要因だと思います。
徹底的に堕ちていく主人公

死に戻りの能力ゆえの辛さ
前項でご紹介しました「死に戻り」。この一見便利そうな能力が、スバルの事をトコトン追い込んでいきます。
たしかに死ぬ事で、悪い出来事を全てリセットして、先に起こる事を事前に回避しハッピーエンドを迎える。という事が出来るのは「死に戻り」の能力のなせる最高のメリットです。しかし、もちろんデメリットも存在ます。それは辛い悲しい事をループしてしまう。という事です。
悲しい経験をして、「死に戻り」を使って元に戻る。しかし次にまた違う辛い経験をする。このループにハマってしまった主人公であるナツキスバルはとことん堕ちていきます。一度堕ち始めるとそこから加速していくのは簡単で、あれだけ好きで守りたいと思っていたエミリアにさえもきつく当たってしまう。
自分が「死に戻り」で先に起こる事が分かっている。でも相手には伝わらない。言いたくても嫉妬の魔女のせいで言えない。相手は言ってくれないと分からない。とお互いの心がすれ違ってしまう。
便利な能力かと思う一方で、自分だけが繰り返し苦しみ、他の人に頼る事も出来ない。そんな「死に戻り」が主人公を何よりも苦しめる事になるのです。
正直、ここまで主人公がすさんでいくアニメはなかなか無いと思う。他のアニメみたいに1話の中の最初の方ですさんで1話終わる頃には元通り。みたいな1話完結で終わらない。リゼロでは数話通して徐々にスバルが苦しみ追い詰められ、絶望のどん底に堕ちていく。
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周りに支えられ頼もしく

堕ちて堕ちてトコトン堕ちて、何もかも嫌になって何もかも投げ出そうとしたスバルは、一緒に行動していたレムに共に逃げようと提案する。自分だけが辛い目にあって、他の人を助けるために行動しているのに全てが裏目に出て。
しかし本人は気付いてないだけで、そんなナツキスバルの周りにも、彼を支えて助けてくれる人達がいる。もっともナツキスバルを助けてくれるのが「レム」です。(画像の青い髪の女の子がレム)
レムに心を救われる
スバルが最初にお世話になったロズワール家のメイド。姉のラムと共に働いている。実はこのレムだが、最初はスバルの事を殺そうとします。(というよりも1回殺してます。)しかし、その後ピンチに陥ったレムを「死に戻り」の能力と努力によって助けた事で、レムからとても好かれる事となります。
とことんどん底に堕ちたスバルを救ったのがレムです。
自暴自棄になり全てを投げ出そうとしたスバルにレムは言います。「スバル君はレムの英雄なんです」
他にもスバルは様々は人に助けられ成長し、最後にはとても頼もしい存在になっていきます。
毎回予想を裏切る展開

リゼロはその特殊な設定も相まって、いい意味でことごとく裏切ってくれます。
「死に戻り」という能力のため、起こりえない設定が無いんです。例えば物語のキーマンが死んだり。流れ的に絶対ありえない事が起こったりと、「死に戻り」があるがゆえに成立する裏切りがたくさんあります。そういった予想とは違う良い意味での裏切りというのは、物語に驚きを与えて非常に面白くしてくれます。
泣けて泣けて泣ける!

リゼロは魔法使ったりドンパチするようなスッキリ爽快バトルアニメかと思いきや、その本質は人の思いや感情を大切に表現してくれる、人との繋がりを改めて考え直させてくれるような儚い物語です。
なので正直スッキリ爽快バトルアニメを期待して観ると、ちょっと肩透かしをくらってしまうかもしれません。(もちろんバトル要素も多いですが)
しかし自分みたいに涙腺のとても弱い人間の場合、かなり泣きます。特に上述したレムがスバルに対して「スバル君はレムの英雄なんです。」というシーンが含まれている回(18話)は冒頭から最後まで泣きっぱなしで、次の目が腫れてしまう恐れがあるくらい泣けます。
他にも、儚くも切ない人間の思い、このリゼロというアニメだからこそ表現できた素晴らしいシーンの数々に、あなたは間違いなく涙すると思います。
久しぶりにここまで泣けるアニメに出合えました。
リゼロ アニメ2期の放送予定は?

そんなリゼロですが、現在はアニメ1期と劇場版が公開されています。
アニメ1期ではまだまだ回収出来ていない伏線が大量にあるため、アニメ2期も制作されるのではないかと思うのですが、今のところアニメ2期に関してはまだ情報が入っていません。
原作であるライトノベルの続きも十分にあるはずなので、そろそろ2期が始まってもいいと思うのですが。。
原作者のコメントが意味深
リゼロ25話、もうじき始まりますね。最終回です。色々言いたいことはありますが、何を言っても無粋。ともあれ、自分のアニメの実況を毎回する、という夢は叶いました。うるさくてすまなかったと思うが、ひとまず今日で見納めだ。最後まで俺の夢に付き合ってくれい。#rezeroneko
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) 2016年9月18日
注目すべきは「ひとまず今日で見納めだ。」という部分です。ひとまずという事は「続きも制作するけど一旦は終わり。」という事ですね。現状リゼロアニメ2期に関する情報出ていませんが、世界的にも人気のあるリゼロだけに2期の制作は確実にされるのではないでしょうか。
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あとがき
今回は自分が一番オススメしたいアニメについてご紹介させて頂きました。どんなに言葉で説明するよりも、文章で書くよりも、何よりもまず観て欲しい。とにかく観て欲しい。それくらい自分にとってはこのリゼロという作品が特別な作品になりました。
今までもFateやダンまちなど、とても面白い作品はたくさんあったのですが、個人的にリゼロは1番です。
1人のアニメ好きをここまで唸らせた「リゼロ」。みなさん、絶対に観るべき最高傑作のアニメである事は間違いないです!
ここまで読んで頂きありがとうございます。
やぎっち
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